■校舎外観 |
■校章 |
県下の最高峰茶臼山の山麓に位置し、北は長野県と接しており、天竜川支流の大入川の渓谷に細長くのびた国道151号線にそって点在する集落のほとんどが校区でした。
児童は、昭和40年度103名、50年度44名、60年度42名、平成8年度29名と減少傾向にありましたが、明るく活発的で、児童会を中心とした行事活動や飼育栽培活動が活発に行われていました。 「音楽の坂小」と郡内でも先進的な立場にありましたが、音楽の歴史は古く、昭和49年度に音楽科の研究委嘱を受けたのを機に研究を始め、昭和51年には県へき研研究委嘱校として音楽科指導計画を中心にして研究発表をしました。 以来、30年にわたり積み上げられてきた伝統の力が「音楽の坂小」を創り上げました。 平成6年・7年度には、新しい学力観に立った音楽科の学習のあり方について研究するとともに、平成7年度東部地区へき地教育指導者講座の会場校として、その成果を全国に問うことができました。 さらに、平成8年度には愛知県音楽教育研究会において、公開授業・研究発表を行うとともに全校合唱を披露し、坂宇場小学校の指導の確かさを印象付けました。 こうした音楽活動は、授業の場だけでなく、毎日の朝の集いをはじめ、学校行事、交通安全パレード、新城音楽祭等、様々な場面で生かされ、生活の中に音楽がしっかりと根づいていました。 また、坂宇場小学校の特徴的な教育活動にスキー学習が挙げられます。校区には県内唯一の茶臼山スキー場があり、シーズンを通してスキー学習が計画されていました。 シーズン終了の3月には全員が滑ることができました。そして、卒業の頃には大人顔負けの腕前となっていました。 家庭、地域との結びつきが強く、坂宇場区との合同開催による学区運動会などは、区民が一同に会する数少ない場となっていました。また、学区民を招いて開かれる「坂小フェスタ」には、毎年多数のお年寄りを招待し、交流を深めていました。 |
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