

森林の村 豊根村からの新提案
今まで木材は建材利用が主流でしたが、もう一度、「エネルギー」としての木を見直して、環境の時代にあった社会づくりをしましょうという新提案です。
自治体の取り組みとしては、全国初めて。
固形燃料の短所の一つに、ハンドリングの難しさがあるが、ペレット状にすることにより取り扱いが格段に容易になる。これにより、貯留装置、搬送装置、供給装置を簡易なものにすることができる。また、出力制御が比較的容易になる。
木質ペレットは形状が一定であり、燃焼用空気との混合状態もよくなること、また含水率が一定であることにより発熱量が安定していること、さらに揮発成分が表出しやすいことから、簡易な燃焼装置であっても安定燃焼が期待でき、燃焼効率も高い。
出力制御が比較的容易になることにより、小刻みな制御が可能となり、不必要な燃料を消費しなくてすむ。また、空気過剰率を比較的小さく保つことが可能となり、熱効率が向上する。
安定燃焼に加え、木質バイオマス全体の特徴でもある硫黄分及び窒素分が少ないことから燃焼時の排ガス性状が比較的良好である。
木質ペレットの見掛け比重は、0.6〜0.7となっており、他の媒体、例えば木質チップの約0.2と比較して大きく、さらに含水率が低いため、エネルギー密度が高い。これにより輸送効率が向上する。また、ほぼ粒状物質として取り扱えるため、袋詰め製品やフレコンバック、コンテナ等により容易に輸送ができる。
エネルギー密度が比較的高いため、その分、貯留容積を小さくすることができる。また、成型時に木材成分のリグニン等が溶融し、表面をコーティングするため、対湿性能が向上している。雨水がかからないようにすれば、カビも生えず、長期保存が可能であり、飼料用のタンクなどをそのまま転用しても貯留が可能である。