○介護予防拠点施設の設置及び管理に関する条例
平成18年8月10日
条例第32号
介護予防拠点施設の設置及び管理に関する条例(平成14年豊根村条例第32号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2第1項の規定に基づき、介護予防拠点施設(以下「施設」という。)の設置及び管理について必要な事項を定めるものとする。
(設置)
第2条 高齢者の生きがい活動支援及び介護予防対策としての地域ケア体制の推進を図ることを目的として設置する。
(名称及び設置場所)
第3条 施設の名称及び設置場所は、別表第1のとおりとする。
(管理)
第4条 村長は、この条例及び規則等に従って誠実に管理し、施設を使用する者に対し不当な差別的取扱いをしてはならない。
2 村長は、施設の管理運営に関し、法第244条の2第3項に規定する団体に業務の一部を委託することができる。
(使用の許可)
第5条 施設を使用しようとする者は、あらかじめ村長の許可を受けなければならない。
2 村長は、施設の管理に必要があるときは、前項の許可に条件を付することができる。
3 村長は、公の秩序若しくは善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき、又は管理その他の事情により支障があると認めるときは、使用を許可しない。
4 第1項の許可を受けた者(以下「利用者」という。)は、施設に特別の設備をし、又は設備を変更してはならない。ただし、村長の許可を受けたときは、この限りでない。
(許可の取り消し)
第6条 村長は、次の各号のいずれかに該当するときは、施設の使用停止を命じ若しくは使用許可の取り消し、又は許可条件の変更をすることができる。
(1) 虚偽及び不正手段により前条第1項の許可を受けたとき。
(2) 前条第2項の規定による許可の条件に違反したとき。
(3) 災害等の事由により施設が使用できなくなったとき。
(4) 施設を管理するうえで特に必要があると認めたとき。
2 村長は、利用者が前項の規定により、使用許可の取り消し等の処分を受けたことによる損失については、その補償の責めを負わない。
(損害賠償)
第9条 利用者が故意又は過失によって施設及び設備をき損し、又は破損した場合は、その損害を賠償しなければならない。ただし、村長が損害の賠償をさせることが適当でないと認めたときは、この限りでない。
(管理の代行等)
第10条 村長は、施設の管理運営上必要があると認めるときは、指定管理者(法第244条の2第3項に規定する指定管理者をいう。以下同じ。)に施設の管理を行わせることができる。
2 前項の規定により指定管理者に施設の管理を行わせる場合の当該指定管理者が行う業務は、次に掲げる業務とする。
(1) 施設の使用許可に関する業務
(2) 施設及び設備の維持管理に関する業務
(3) 前2号に掲げるもののほか、施設の運営に関する業務のうち、村長のみの権限に属する事務を除く業務
5 第3項の規定により納付された利用料金は、法第244条の2第8項の規定により指定管理者の収入として収受されるものとする。
(委任)
第11条 この条例の施行に関し必要な事項は、村長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の際、改正前の条例第4条の規定に基づき現に管理を委託している団体等については、平成18年9月1日(その日以前に豊根村公の施設の指定管理者の指定手続き等に関する条例(平成18年豊根村条例第8号)の規定に基づき、施設の管理に係る指定をした場合には当該指定の日)までの間は、なお従前の例による。
別表第1(第3条関係)
施設の名称 | 設置場所 | 備考 |
ほのぼの会館 | 豊根村下黒川字宮ノ元32番地1外 |
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いきいき会館 | 豊根村坂宇場字二継橋1番地2 |
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別表第2(第7条、第10条関係)
施設の名称 | 区分 | 使用単位 | 使用料 | 備考 |
ほのぼの会館 | 会議等に使用する場合 | 1回 | 1,000円 |
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営業行為に使用する場合 | 1日 | 夏 3,500円 |
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冬 4,000円 |
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冠婚葬祭に使用する場合 | 1回 | 10,000円 |
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無形文化財の保存活動に使用する場合 | 年間 | 100,000円 |
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いきいき会館 | 会議等に使用する場合 | 1回 | 1,000円 |
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営業行為に使用する場合 | 1日 | 夏 4,000円 |
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冬 5,000円 |
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冠婚葬祭に使用する場合 | 1回 | 10,000円 |
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村内の非営利団体等が使用する場合 | 年間 | 10,000円 |
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その他の使用 | 1回 | 2,000円 |
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