○豊根村いこいの里簡易宿泊施設の設置及び管理に関する条例

平成18年8月10日

条例第36号

豊根村いこいの里簡易宿泊施設の設置及び管理に関する条例(平成5年豊根村条例第2号)の全部を改正する。

(趣旨)

第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2第1項の規定に基づき、豊根村いこいの里簡易宿泊施設(以下「施設」という。)の設置及び管理について必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条 山村における都市との交流を通して農林業の振興、及び農林業家の安定した就業機会並びに所得の確保を目的として施設を設置する。

(名称及び設置場所)

第3条 施設の名称及び設置場所は、別表第1のとおりとする。

(管理)

第4条 施設は、この条例及び規則等に従って誠実に管理し、施設を使用する者に対し不当な差別的取扱いをしてはならない。

2 村長は、施設の管理運営に関し、法第244条の2第3項に規定する団体に業務の一部を委託することができる。

(使用の許可)

第5条 施設を使用しようとする者は、あらかじめ村長の許可を受けなければならない。

2 村長は、施設の管理に必要があるときは、前項の許可に条件を付することができる。

3 村長は、公の秩序若しくは善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき、又は管理その他の事情により支障があると認めるときは、使用を許可しない。

4 第1項の許可を受けた者(以下「利用者」という。)は、施設に特別の設備をし、又は設備を変更してはならない。ただし、村長の許可を受けたときは、この限りでない。

(許可の取り消し)

第6条 村長は、次の各号のいずれかに該当するときは、施設の使用停止を命じ若しくは使用許可の取り消し、又は許可条件の変更をすることができる。

(1) 虚偽及び不正手段により前条第1項の許可を受けたとき。

(2) 前条第2項の規定による許可の条件に違反したとき。

(3) 災害等の事由により施設が使用できなくなったとき。

(4) 施設を管理するうえで特に必要があると認めたとき。

2 村長は、利用者が前項の規定により、使用許可の取り消し等の処分を受けたことによる損失については、その補償の責めを負わない。

(使用料)

第7条 利用者は、別表第2に定める使用料を納付しなければならない。

(過料)

第8条 村長は、不正の行為により前条の規定による使用料の徴収を免れた者に対しては、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする。)の過料を科する。

(利用者の義務)

第9条 利用者は、施設の利用に際してはこの条例及び規則の規定並びに第5条第2項の規定による許可の条件及びその指示に従わなければならない。

(損害賠償)

第10条 利用者が故意又は過失によって施設及び設備をき損し、又は破損した場合は、その損害を賠償しなければならない。ただし、村長が損害の賠償をさせることが適当でないと認めたときは、この限りでない。

(管理の代行等)

第11条 村長は、施設の管理運営上必要があると認めるときは、指定管理者(法第244条の2第3項に規定する指定管理者をいう。以下同じ。)に施設の管理を行わせることができる。

2 前項の規定により指定管理者に施設の管理を行わせる場合の当該指定管理者が行う業務は、次に掲げる業務とする。

(1) 施設の使用許可に関する業務

(2) 施設及び設備の維持管理に関する業務

(3) 前2号に掲げるもののほか、施設の運営に関する業務のうち、村長のみの権限に属する事務を除く業務

3 第1項の規定により指定管理者に管理を行わせる場合にあっては、第4条から第6条まで及び第10条の規定中「村長」とあるのは「指定管理者」と、第7条中「使用料」とあるのは「利用料金」と、「別表第2」とあるのは「指定管理者が村長と協議して定めるもの」と読み替えるものとする。

4 前項の規定による「指定管理者が村長と協議して定めるもの」は、別表第2に定める額に1.5を乗じた額を上限とする。

5 第3項の規定により納付された利用料金は、法第244条の2第8項の規定により指定管理者の収入として収受されるものとする。

(委任)

第12条 この条例の施行に関し必要な事項は、村長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の際、改正前の条例第4条第2項の規定に基づき現に管理を委託している団体等については、平成18年9月1日(その日以前に豊根村公の施設の指定管理者の指定手続き等に関する条例(平成18年豊根村条例第8号)の規定に基づき、施設の管理に係る指定をした場合には当該指定の日)までの間は、なお従前の例による。

(平成26年条例第19号)

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

(令和2年条例第14号)

この条例は、令和2年4月1日から施行する。

(令和6年条例第13号)

1 この条例は、令和6年7月1日から施行する。

2 令和6年7月1日から令和7年3月31日までの間については、第11条第3項の規定による「指定管理者が村長と協議して定めるもの」は、別表第2キャンプ場施設に定める額を下回る額とすることができるものとする。

別表第1(第3条関係)

施設の名称

設置場所

備考

三沢簡易宿泊施設

豊根村下黒川字立川原3番地外

 

キャンプ場

豊根村下黒川字新井30番地外


別表第2(第7条、第11条関係)

施設の名称

区分

使用単位

使用料

備考

三沢簡易宿泊施設

ケビン

1回

16,500円

午後3時~翌日の午前10時まで

キャンプ場

宿泊利用料

1人(ソロキャンプ)

1回

3,000円

午後1時~翌日の午前11時まで

2人~6人

1回

3,000円

宿泊入場料

大人(中学生以上)

1人1回

700円

小学生

1人1回

400円

宿泊団体貸し切り

全サイト

100,000円

日帰り利用料

1人(ソロキャンプ)

1回

1,000円

午前10時~午後4時まで

2人~6人

1回

1,000円

日帰り入場料

大人(中学生以上)

1人1回

500円

小学生

1人1回

200円

日帰り団体貸し切り

全サイト

50,000円

豊根村いこいの里簡易宿泊施設の設置及び管理に関する条例

平成18年8月10日 条例第36号

(令和6年7月1日施行)