豊根村消防団

更新日:2024年06月30日

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制服を着て並び敬礼する消防団員の後ろ姿の写真に「合言葉は火の用心 豊根村消防団」と書かれた画像

消防団とは

 消防団は市町村の非常備の消防機関であり、その構成員である消防団員は他の本業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、「自らの地域は自ら守る」という精神に基づき、消防防災活動を行っています。

消防団はその人の自由意思で入団、退団ができます。

消防団員は大切な人命や財産を守るため、それぞれ自分の職業を持ちながら消防活動を行っています。
ほとんど無償で社会奉仕を行う、いわばボランティアです。
しかし、その身分は条例によって定められた特別職の地方公務員で最高責任者は村長です。

豊根村消防団の概要

1.消防団の組織

 豊根村消防団は、本部、部で組織されており、消防団長を筆頭に副団長3名、部長、副部長、班長2名、団員(ポンプ長含む)、機能別団員により構成されています。

豊根村消防団組織図(令和5年度) (注意)令和3年度から1部制をとっています。

豊根村消防団の組織図

豊根村消防団は、村内全域を活動対象範囲としています。

豊根村に在住若しくは職場のある18歳から40歳までの人は、豊根村消防団に入団することができます。令和5年4月1日現在で全団員数は74人です。

消防団の力

豊根ドームに10台横に並んで停められている積載車の写真

豊根村消防団は、小型動力ポンプ付積載車を10台を持っています。なにぶん団員が少ないので管理は大変ですが、日頃から点検整備を欠かさず有事に備えています

活動内容

消防団の活動

  1. 出動
    豊根村消防団は、火災が発生した時は全団員が出動し、新城市消防署と連携しながら消火活動を行います。
    山間部ということもあり、水利(ポンプが水を吸える場所)が遠く、迅速かつ的確な活動が求められる中において、消防団と消防署との連携は欠かすことができません。また、風水害や地震による災害が発生した時や、発生する恐れのある時も出動し、災害防除活動を行います。
    (台風が来る前は、村内の一人暮らしのお年寄り宅を巡回するなどの活動もしています。)
  2. 平時の活動
    平時には、地域の火災予防啓蒙活動や万一の有事に備え、消防団の所有する機械器具の点検を行ったり、救急救命講習や実践的な訓練、消防行事を実施しています。
    また、各地域の行事(例えば花祭りや御神楽祭りの警備)、小中学校の運動会などに参加しています。

豊根村消防団観閲式

消防団員の方々が並んで立っている観閲式の様子の写真

観閲式は1年の消防行事を締めくくる大事な行事です。このときは、長年にわたる勤続に対し、団員への表彰などが行われます。

普通救急救命講習会

消防団員約20名程の方々が一室に集まり、それぞれ資料を見たり、話し合いなどをしている様子の写真

新城消防署に講師を依頼し、2年に1回心肺蘇生法及びAEDの取扱いについて講習を受けています。消防署員の皆さんの緊張が伝わってか、消防署員も緊張した面持ちで受講しています。

林野火災訓練

木々に囲まれた1本道に消火用のホースが伸び、消防団員の方々が集まっている訓練の様子の写真
川の水面近くを飛ぶ訓練中のヘリコプターの写真

愛知県防災ヘリコプターと合同で訓練を実施しました。
内容は、消防団による消火訓練、愛知県防災ヘリコプターによる空中消火、ヘリを使った救急搬送訓練、ヘリとの通信訓練です。

地域防災訓練

状況確認をする3名の消防団員の写真

毎年11月から12月において村内の自主防災会が主催する防災訓練に参加し、消火栓の取扱説明や消火器による消火訓練、避難誘導訓練などを行っています。また、この日に合わせ、消防団員が村内全戸を巡回し、消火器及び火災報知器の点検を行っています。

豊根村消防団操法訓練会

1名の消防団員がホースを持ち、手前のに指のゼッケンをつけた消防団員が指示を出しているの様子の写真

操法訓練会では、消防器具の取扱いにおいて重要な基本動作が凝縮された小型ポンプ操法を行うことで、どの団員でも自信を持って器具を取り扱えるようになることを目的とし、実施しています。

関連リンク

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愛知県北設楽郡豊根村下黒川字蕨平2
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